- 宇宙業界で活躍したい!
- 宇宙飛行士・エンジニアになりたい!
- 日本の大学とアメリカの大学で迷っている…
- 自分に合うのはどっちなのか知りたい!
目次
宇宙業界が今アツい
今、宇宙業界がかなりホットです。
日本ではJAXAがはやぶさ2のサンプルリターンを成功させ
中国では世界として44年ぶりとなる月面サンプルリターンを成功させました。
こうした宇宙をビジネスの場にしようと、
世界中で多くのベンチャー企業が現れています。
実際、国際的な宇宙業界の市場はかなり成長しており、売上高で言うと
年間で5%の成長を見せています。(下図参考)
引用:Digital Integration
これは驚異的な伸び率です。
更に、NTTデータさんによると、宇宙ビジネスの国際的な市場規模は、
2050年には200兆円規模になると予想されています。
現在のネット産業と同様に、
宇宙産業が経済の基盤になる可能性も大いにあると言う事です。
そんな中でもアメリカは宇宙工学分野でのトップランナーであり
NASAもアルテミス計画という新しい宇宙計画の中で、
2028年までに月面基地の建設を開始すると宣言しています。
引用:NASA
さらには2030年代には火星での有人探査が行われるという噂も出ています。
引用:NASA
宇宙工学を学ぶことで、
こうしたミッションの最前線で活躍するチャンスを
掴むことができるかも知れません!
しかし、自国の大学と世界をリードするアメリカの大学、
どちらの大学で学ぶのが最適なのでしょうか?
今回は、そうした疑問を解消するため
両者のメリットとデメリットを大学に入学してから就職するまで、
徹底的に分析したいと思います。
日本の大学で宇宙工学を学ぶメリット
①:通いやすい
まず、大学に通う上で最初に考えるのは、
その学校の通いやすさでしょう。
宇宙工学を研究している大学と言っても
国内の大学なので、比較的に通いやすい所にあります。
事実、日本のほとんどの宇宙工学の学部を設けている大学が
都心部や、アクセスの良い場所に建てられています。
例)東大や東北大
加えて、家族、友達とも会いやすい環境は精神衛生上、
非常に大切になってきます。
いざと言う時に助けてくれる存在が近くに居ると分かっているだけでも
勉強の集中具合が変わってくるでしょう。
ひこどんな大学が宇宙工学の研究をしているかはこちらの記事を参考にしてください。
②:自国の宇宙業界を盛り上げられる
国内で宇宙工学の研究、仕事をする事で、
日本の宇宙産業を直接引っ張って行くことができます。
日本の宇宙産業はまだまだ成長段階です。
こうしたニッチな市場で活躍することができれば、
日本の産業界に名を刻むような研究、企業に携われるかも知れません。
実際、そうしたニッチな市場を狙って日本の宇宙ベンチャー企業が動きだしています。(下図参照)
引用:東洋経済オンライン
盛り上がる事が約束されているブルーオーシャンに参入できるというのも、
国内で宇宙工学を学ぶメリットとも言えるでしょう。
③:日本の宇宙コミュニティに入れる
日本の宇宙業界はまだまだ小さいです。
しかし、裏を返せば、
それだけコミュニティ内の個人が密な関係で結ばれているということです。
例えば、「SPACETIDE」のような宇宙ビジネスカンファレンスでは
多くの日本の有名宇宙ベンチャー企業が一同に介して
イベントなどを行っていたりします。
また、ビジネス界に限らずとも
学会などの学術コミュニティも強い関係で結ばれている印象があります。
こうした密なコミュニティで、
日本宇宙産業の重要人物となるような人と関係を築きやすいというのも
日本で宇宙を学ぶメリットの一つです。
日本の大学で宇宙工学を学ぶデメリット
①:大学の数が少ない
このサイトによると宇宙工学を学べる日本の大学は約30校程。
アメリカでは90校以上もの大学が宇宙工学の研究を行っていることを考えると
やはり少ないと言えるでしょう。
また、大学の数が少ないことで今後、宇宙業界が盛り上がってくると
競争率が高まり、必然的に受験の倍率も厳しくなってきます。
実際、東京大学の航空宇宙工学専攻や
東京工業大学の工学院機械系の修士課程の合格率は2倍を超えており
今後はこれより競争が厳しくなっていくことが予想されます。
(工学系全般に言えると思いますが)
そうした限られた募集の中で競争を勝ち抜いて行かなければならないと言うのは
日本の宇宙工学の大学に入学する上で一つのデメリットとなるでしょう。
②:研究分野が限られる
前述のように、日本で宇宙工学を専門とする大学は少ないです。
そのため、研究できる分野も限られてきます。
これにより、自分が本当にやりたい分野を研究している研究室がない
もしくは、そうした研究室の人気が高くて入れない、
何てことがあるかも知れません。
例えば、東京大学の航空宇宙工学専攻は研究室の数が日本では多い方で
15程の研究室が研究を行っていますが
アメリカでは、こうした規模の研究室を持つ大学が
日本の3倍以上は存在します。
加えて、日本は小型衛星の研究開発が盛んな傾向にありますが
アメリカでは、探査ロボットや、有人システム(宇宙服やISSの生命維持システムなど)を
研究している研究室が多いです。
自分に合った大学を国内で見つけられると良いのですが
そうでなかった時に、
日本に拘らず、アメリカの大学で研究するというのも良い選択なのではないでしょうか。
ひこ日本とアメリカがどのような研究をしているかはこれらの記事を参考にしてください。
③:実際のミッションに触れる機会が少ない
日本で実際の宇宙のミッションに触れる機会はそうありません。
もちろん、JAXAや一部の大学などが協力して
人工衛星を打ち上げたり、共同研究をしたりといった事はありますが
アメリカと比べてしまうと、どうしても資金不足という問題が出てきてしまいます。
少し昔のデータですが、JAXAと海外の宇宙機関の予算推移データを載せておきます。
引用:経済産業省. 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構における平成26年度に係る業務の実績概要
当然、大学の研究費はこれより更に少ないです。
宇宙開発に対する国内の資金割り当てを見直そうという声はもちろん出てきてはいますが
国内で宇宙工学の研究をしていれば実際に宇宙のミッションに携われるというような
過度な期待はしない方が良いでしょう。
(悲しいですが…)
④:就職先が少ない
一生懸命宇宙工学を勉強しても、受け入れ先があまり多くないのが現実です。
就職先としては
- 三菱重工、川崎重工などの重工系
- JAXAなどの国の宇宙機関
- 国内の宇宙ベンチャー
などが挙げられます。
重工系
重工系の企業にいく事ができれば、
もしかしたら国産ロケットの開発に携われるかもしれません。
しかし、日本で宇宙開発を行っている重工企業はかなり限られてくるので
そこにうまく就職するというのは中々難しいです。
また、重工系の宇宙開発部というのは
巨大な組織のほんの一部であり、
配属されたとしても自分の思ったような宇宙の仕事ができるとも限りませんので
そうした仕事を任されるためにも、就職後も更に競争しなくてはなりません。
JAXAなどの国の宇宙機関
JAXAでは、あなたの思い描くような宇宙のミッションができる可能性は高いです。
しかし、JAXAは国の機関であるので、資金が限られます。
先ほどのデータをもう一度載せておきます。
資金が限られるという事は、人件費も限られるという事です。
ミッションに携われる人間も当然少数になりますから、
就職してすぐにやりたいミッションに!とはならないでしょう。
実際、はやぶさ2のミッションを例に挙げると、
あれだけの歴史的なミッションには日本の宇宙予算の6%しか投じられていません。
「宇宙予算の6%で大成功」歴史的快挙を遂げた”はやぶさ2″のすごいコスパ
コスパが良いと言えば聞こえは良いですが、
これを成功させる研究者・技術者達にとっては中々厳しい条件だった事でしょう。
こうした国のお財布事情を考えると、JAXAへの就職は
宇宙工学専攻にとっても、簡単な事ではないでしょう。
国内の宇宙ベンチャー
嬉しいことに、日本の宇宙ベンチャーの数は、ここ数年で急増しています。
中には、未来の可能性を感じさせる、
やりがいのありそうなベンチャー企業も誕生しています。
しかし、そうした企業の規模は決して大きくなく、
宇宙工学を学んだ多くの学生を養える程のものではないでしょう。
給与や福利厚生についてはあまり期待しない方が良いです。
また、短い期間で結果を出したいベンチャー企業は、即戦力を求めているので
自分のやってきた研究が合わなければ、当然、採用されません。
こうした日本の宇宙市場の小ささから、
日本で宇宙工学を学んでから、国内で就職するのは中々難しいかも知れません。
これから先、日本国民の宇宙に対する目が変わっていくのを
願うしかありませんね。
アメリカの大学で宇宙工学を学ぶメリット
①:多くの選択肢がある
アメリカの大学では数多くの大学で深宇宙探査機、人工衛星、ロボットなど
宇宙に関する様々な研究が進んでいます。
大学の数としては軽く90校以上で、日本の大学の3倍ほど存在します。
こうした多くの選択肢から自分の関心がある分野に
強い大学を選ぶことができます。
例を挙げると、日本では有人宇宙飛行、宇宙滞在の研究はかなり少ないですが
アメリカではMIT(マサチューセッツ工科大学)などのトップレベルの大学が
こうした研究を行っています。
日本にはない研究分野で、自分の興味が引かれるものがあるかもしれません。
ひこどんな大学があるのか、どんな研究分野があるのか
気になる方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
②:豊富な研究資金
アメリカは政策として宇宙開発を前面に押し出しているため
アメリカの国としての宇宙に対する支援は、
日本のものとは比べ物になりません。
例えば、2020年のNASAには約226億ドル(約2兆5000億円)の予算が投じられました。
こうした研究のための資金が潤沢にある環境は
大学でも同様であり、実験のための施設や材料はもちろん、
教授や大学の事務員さんなどの人材面でも
かなり充実しています。
宇宙を学ぶ学生にとっては最高の環境でしょう。
③:インターンシップなど、実際のミッションに触れる機会が多い
終身雇用という概念がない国としての就職観の違いかも知れませんが
アメリカの宇宙系企業やNASAなどの国の機関では、
とにかくインターンが多いです。
例えば、僕の大好きな「SpaceX」という宇宙ベンチャー企業では
毎年700人もの人がインターンを受けるそうです。(非常にハードという噂ですが笑)
引用:SpaceX
また、NASAなどでは
大学からインターンとして共同研究をしながら
プロジェクトに参加できる可能性があります。
これは宇宙工学を学ぶ学生にとって、かなり良い経験になるでしょう。
加えて、有名な大学の中には、
履修の一つとしてNASAでのインターンシップが可能な大学もあるらしく
大学全体として学生にインターンを勧めている姿勢が見受けられます。
宇宙工学を生業としたい学生にとっては、
こうした機会・経験があるというのは、非常に大きなメリットでしょう。
④:グローバルな関わり
アメリカは宇宙開発の中心を担う国であり
そうした国の大学には、様々な国の人が集まってきます。
例えば、NASAはESA(欧州宇宙機関)と
積極的に共同研究・プロジェクトを進めています。
実際、NASAが開発した火星ローバーPerseveranceのサンプル回収は
ESAにおいて進められています。
引用:NASA
アメリカ以外の国の、宇宙工学を生業とする人と出会うことで
国際的な人脈を広げ、新たな選択肢を見つけることができるというのも
アメリカで宇宙を学ぶメリットの一つです。
アメリカの大学で宇宙工学を学ぶデメリット
①:遠い、通いにくい
アメリカの大学に通う以上、アメリカに住むことになります。
こうした留学で避けて通れないのが距離と時差の問題です。
まず、日本とアメリカでの移動が大変です。
飛行機に乗って約10時間、乗り継ぎを考えるともっとかかります。
更に、日本とアメリカでは時差が大きく、東海岸で約12時間
太平洋側とは17時間もの時差があります。
何か困ったことが起きても、
日本の家族や友達に助けを求めるのは難しく、
精神衛生上あまり良くありません。
加えて、一部のアメリカの大学は都心から離れた場所に位置しており
そうした地域では、日本程交通機関が発達しておらず、
通学や買い物、別のキャンパスへの移動などの際に
移動が不便な場合があります。(アメリカは車移動文化ですからね)
生まれ育った母国との距離、大学への通いにくさは
アメリカの大学へ留学する上でのデメリットとなり得るでしょう。
②:言語の壁
当然ですが、アメリカで宇宙を学ぶからには、英語の習得が前提条件です。
普段の生活で日本語に触れることはほとんど無く、
語学留学ではありませんから、言葉に詰まっても周りは容赦なく英語で話し続けます。
更に、宇宙を大学で学ぶとなると、
普通は触れることのないような宇宙の専門用語を用い、研究内容を詳細かつロジカルに伝え、ラボメンバーとの信頼関係を築くための
ワンランク上の英語を習得しなくてはなりません。
そうした英語能力を留学前にある程度身に付けておかないと
研究以外の所で悔しい思いをするはめになるかも知れません。
そうした宇宙の研究とはまた別の壁を乗り越えなければならないというのは
アメリカで宇宙工学の勉強をする上でのデメリットの一つでしょう。
③:入学のハードルが高い
アメリカの大学への入学手続きは日本のものとは全く違います。
日本ではテストで高得点を取るような「その時点で優秀な学生を選ぶ」ものであるのに対し、
アメリカでは「将来伸びる学生を選ぶ」ことに注力しています。
つまり、学業以外の取り組み(ボランティア活動など)や人間性(志望動機書、面接)も評価に大きく影響してくるという事です。
また、日本であまり有名ではないような試験も受ける必要が出てくるので注意が必要です。
下にアメリカの大学院留学に最低限必要な物をリスト化しておきます。
- TOEFL or IELTS スコア
- GREスコア
- 志望動機書(エッセイ)
- 推薦状
- 履歴書
- 成績表
以下で詳しく説明していきます。
TOEFL or IELTS スコア
基本的に英語圏の大学へ大学院留学する際には
TOEFLかIELTSという英語試験の試験スコアの提出が求められます。
ただ、アメリカの大学ではTOEFLの場合がほとんどなので、TOEFLのスコアを取っておけば大丈夫です。
TOEFLはReading,Speaking,Listening,Writingの
4技能試験、各30点の120点満点で英語力を評価されます。
パソコンで行う4時間程のテストで、結構ハードです…
TOEFLの足切りスコアを設定している大学が多いですが、
100点程のトータルスコアがあれば、宇宙工学の大学院留学では問題ないと思います。
ただ、足切りスコアの内約として、各セクションに最低点を設けている大学もあります。
特にスピーキングに最低点を設定している学校が多いので、
自分の志望する大学の最低点は必ず把握しておきましょう。
ひこTOEFLのスコアアップや、申し込みの為の記事を別で用意しているので、
そちらも合わせてご覧ください。
GREスコア
理系であればGRE、文系であれば多くの場合GMATが要求されます。
ただ、コロナウイルスの影響か、2021では一時的に要求しない大学があるようです。今後どうなるのかチェックが必要です。
(MITやCaltech、georgia techは必要ないと明記していました)
Verbal(英語) 130〜170, Quantitative(数学) 130〜170, Writing(作文) 0〜6の構成から成る試験であり
TOEFLと同様、4時間半程のコンピュータで受けるテストです。
また、GREにはこのGeneral Testと、
物理や化学などの専門分野に関するSubject Testというものがありますが、
一般的にGREと言えばGeneral Testのことを指します。
宇宙工学を専攻にする場合は、Subject Testの場合があるので
志望大学の要項を見て、間違えないようにしてください。
VerbalとWritingの英語はTOEFLよりも難しいそうですが、
Quantitativeについては、そこまで難しくはないそうです。
また、工学系の大学院留学では
Quantitativeの点数さえ高ければ良いという大学もあるそうなので
そこまで神経質になる必要はないかと思います。(高いに越した事はないですが)
合否は総評で決まるので、GREについて最低点を設けている所は少ないようですが
参考にGeorgia tech(ジョージア工科大学)の博士過程進学者の平均GREスコアを載せておきます。
V | Q | AW | Subj |
166 | 160 | 3.6 | 784 |
(Subject Testは990点満点です)
少なくともQuantitativeの点数だけはこれに負けないようにしましょう。
対策がしたい方は、過去問がネットであまり出回っていないようなので、
書籍で勉強するのが一番良いと思います。
数学だけ集中して勉強したい!という方にはこちら
全セクションを網羅したい!という方はこちら
志望動機書(エッセイ)
志望動機書(Statement of Purpose)と呼ばれるエッセイを用意しなくてはなりません。
これがかなり重要で、
なぜその学問に興味をもったのか、今まで何をしてきたのか、今後何をしていきたいのか、なぜその学校を選んだのか、など
自分がその大学へ留学する動機をロジカルに書かなければなりません。
一回自分で書いてみて、留学経験のある学部の教授などに添削を頼んだりするのが良いでしょう。
推薦状
こちらも大学院留学する上での必須書類です。
自分がお世話になっている教授に書いてもらう形になりますが、
学内での研究経験と同じぐらい推薦状は重要な上、
多くの大学院で3通以上の提出が求められるので、
学部生の間に、学術界での広い人間関係を築いておく必要があります。
また、推薦状を書いてもらう教授は、
留学経験があり、勝手をわかっている教授に頼むのが良いでしょう。
履歴書
Resume(経歴がまとまった書類)と
CV(学歴、受賞歴、特別な栄誉、助成金や奨学金、研究プロジェクト、出版物などを詳細に記載した文書)
のどちらかが要求されます。
大学院留学では、CVが多数派であるようなので、
どんな小さいものでも、自分の強みになりそうな事は詳細に書きましょう。
成績表
大学在学中から直近の成績表の提出を要求されます。
また、アメリカの大学でのGPAと日本の大学のGPAでは評価の厳しさなどが変わってくるので、
成績がそこまで良く無くても諦めないようにしましょう。
また、専門科目のGPAが高いと評価が上がるそうなので
今のうちから、特に専門の授業は真面目に受けるようにしましょう。
こうした多くの書類を綿密に準備しておかなければならないというのも
アメリカ留学するデメリットの一つです。
現地の学生でさえ9校も応募するなんて、日本とは大分違いますね。
出願のもっと細かい部分が知りたい方にはこちらの書籍がオススメです。
理系の大学生がアメリカの大学院に留学する上で必要な事が全て網羅されています。
宇宙を学びたい意思があるなら、買っておいて損はないでしょう。
④:VISAの問題
アメリカに移住する上で避けて通れないのがVISAの取得です。
これが中々複雑で
適切な手続きをしなければ、入国する事すらできません。
学生として留学する際には学校側がVISA取得のサポートをしてくれると思いますが
現地で就職、永住する際には新たにVISAの取得(グリーンカード)が必要となってきます。
こうしたVISA手続きの際の煩わしさも、
海外で宇宙工学を学び、現地で働くとなった時のデメリットの一つです。
VISAについて詳しく知りたい方はこちらのサイトを参考にしてください。
まとめ
今回は日本の大学とアメリカの大学を宇宙工学を学ぶという点で比較しました!
日本の大学とアメリカの大学の良い所、悪い所をしっかり自分で評価して
自分にあった大学に出願してくださいね!
また、大学院でいきなりアメリカに留学するのが不安という方には
学部生の間に交換留学をして宇宙工学を学ぶのがオススメです!
交換留学ってなに?という方向けの記事↓
どうやって申し込むの?という方向けの記事↓
それではまた別の記事でお会いしましょう!