- 今から宇宙について学びたい!
- 今後の宇宙ビジネスの動向を知りたい!
- 宇宙界隈の人たちが何言ってるかよく分からない…
目次
宇宙工学・宇宙ビジネス初心者にオススメの本30選
近年、アツいニュースの耐えない宇宙業界。
なんとなく宇宙に興味あるけど何から手を付けて良いか分からない…
という人の為に、宇宙初心者にオススメの本を30冊紹介します!
宇宙ビジネス
現在では、NASAといった国の機関だけでなく、
宇宙をビジネスの場として活動する企業にも注目が集まっています。
自分もこう言った宇宙ビジネスに食い込みたい!
けど、宇宙にはどんな需要があるのか?既存の企業はどうやってビジネスを回しているのか?
そんな疑問を抱える宇宙ビジネスビギナーにオススメの本をまとめました!
1.宇宙ビジネス入門 NewSpace革命の全貌
- 宇宙ビジネスの「今」について知りたい!
こちらの本ではアメリカを始めとした
「New Space」と呼ばれる民間主導の宇宙ビジネス・イノベーションを
分かりやすく解説している本です。
市場セグメントとキープレイヤーから宇宙起業家たちのビジョンまで
世界と日本の宇宙ビジネスの全体像を把握できます!

2.宇宙ビジネスの衝撃――21世紀の黄金をめぐる新時代のゴールドラッシュ
- 宇宙ビジネスの「未来」について知りたい!
この本では宇宙を「21世紀のゴールドラッシュ」だと喩え、
宇宙からの「地球ビッグデータ」を利用する事の
ビジネスへの可能性を解説しています。
今後の宇宙ビジネスの「狙い目」が集約された一冊ですので
これから宇宙ビジネスを展開していきたい方には超オススメの本です!

3.宇宙ビジネス第三の波-NewSpaceを読み解く-
- 非宇宙の業界だが、宇宙ビジネスの要素を取り入れたい!
- 宇宙系の企業への就職を考えている学生
この本では、国内外の宇宙ビジネスの最新事例の紹介に加え、
New Spaceに見られ始めたビジネスモデルについて、
事業構造を描いてプレイヤーとサービスのやりとりを可視化することで
宇宙とは関係がないと思われていた分野にまで広がるビジネス領域を把握する事ができるようになります。
他分野から宇宙業界への参入を検討している学生・社会人にオススメの一冊です!
宇宙工学全般
現在、理系の学生であれば、宇宙工学を学ぶ事で
これから先の宇宙開発の最前線で活躍する事ができるかも知れません。
これから宇宙工学を勉強したい!けど、何から手をつけたら分からない…
という方にオススメの本・参考書を紹介します。
4.はじめての宇宙工学
- 宇宙工学を幅広く学びたい!
こちらの本では宇宙工学全般について丁寧に解説されており
ロケットの原理だけでなく、宇宙環境や、飛行計画、宇宙機でのライフサポートなど
幅広く解説された一冊です。
宇宙工学の入門書としては文句なしの一冊でしょう。
5.絵でわかる宇宙開発の技術
- 難しい数式より、直感的で分かりやすい本が読みたい!
- ロケット・人工衛星のエンジニアになりたい!
この本では、主にロケットと人工衛星の宇宙工学について解説されており
具体的には、ロケット射場設計、スイングバイ、イオンエンジン、火星探査航空機、ソーラー電力セイル、宇宙観光旅行…など
基礎研究から応用まで解説されています。
ロケット・人工衛星の技術について簡単に知りたい方にオススメです。
6.これからはじまる宇宙プロジェクト2019-2033
- これからどんな宇宙プロジェクトが行われるのか詳しく知りたい!
この本ではアメリカで進む『アルテミス計画』の全容や
2019から2033年まで予定されている注目すべきプロジェクト、
現在も運行中のプロジェクトなど、
これから盛り上がるであろう未来の宇宙プロジェクトを先取りして把握する事ができます。
自分が活躍したいプロジェクトを見つけ、
学ぶべき分野を探すのには、もってこいの一冊でしょう。
人工衛星
近年、地球ビッグデータの需要から人気に火がついた人工衛星。
特に日本では超小型衛星が人気のある分野で、国内の主要な大学がこぞって研究をしています。
ここでは、人工衛星の開発・運用・解析について解説した本を紹介します。
7.人工衛星をつくる 設計から打ち上げまで
- 人工衛星を開発したい!
こちらの本は実際に超小型人工衛星を製作し、宇宙に打ち上げ、宇宙で運用した
日本大学理工学部の宮崎康行教授がその経験に基づいて書いた本で
理論的な話ばかりではなく
概念設計から必要な部品、システム、運用方法、気をつけるべき法律、打ち上げの手続きなど
かなり実践的な内容となっており、
これ一冊で本当に人工衛星を開発・運用できてしまいそうな程、充実した本となっています。
人工衛星を開発したい学生には必読の本です。
8.CanSat-超小型模擬人工衛星ー
- 人工衛星を開発したい!
- 費用や時間をかけずに宇宙開発の実践練習がしたい!
空き缶を使った超小型模擬人工衛星「CanSat(缶サット)」は
手軽に宇宙開発を体験したい!という方にはぴったりの学習教材で、
この本では、実際の衛星開発との対比も随所に示しつつ、
CanSatの設計から組み立て、試験前検証、実際の実験など開発で必要となる技術が
詳細に解説されています。
手軽に宇宙開発の練習がしたい!という方には良い参考書でしょう。
9.基礎からわかるリモートセンシング
- 「リモートセンシング」について知りたい!
- 人工衛星の画像処理・分類について知りたい!
この本では、「リモートセンシング」とは何なのかから始まり
大気・陸域・水域への応用、センサの種類・原理、画像処理、AIによる画像分類までが網羅されています。
リモートセンシング技術について詳しく知りたい、実際に自分で使っていきたいという方は
買っておいて損は無いでしょう。
宇宙ステーション
人間の宇宙での活動を支える宇宙ステーション。
2011年に完成した国際宇宙ステーション(ISS)が有名ですが
アメリカでは現在、月の軌道上に「ゲートウェイ 」と言う
宇宙ステーションを建造するプロジェクトも出てきています。
有人宇宙飛行が増えてきている今、
この分野について一度学んでおいて損はないでしょう。
10.宇宙ステーション入門
- 宇宙ステーションについて学びたい!
- 軌道上での建造物の物理について知りたい!
この本は東京大学の超小型人工衛星開発の研究所で有名な
「中須賀 真一 」教授が執筆に携わっており
宇宙ステーションの軌道力学、姿勢制御、ロボティクス、システムまで
体系的にまとめられたテキストとなっています。
宇宙ステーション開発に携わりたい人には必読の参考書でしょう。
11.国際宇宙ステーションとはなにか 仕組みと宇宙飛行士の仕事
- 宇宙ステーションについて学びたい!
- 宇宙飛行士になりたい!
こちらは日本人宇宙飛行士「若田光一さん」が書かれた本で
国際宇宙ステーション(ISS)とはどういった場所なのかという疑問を
衣食住や求められる訓練など、宇宙飛行士視点で解説されています。
宇宙飛行士になって実際に宇宙ステーションに滞在したい!
という方は読んでおいた方が良いでしょう。
熱設計
宇宙機の熱設計は非常に大切です。
大気が存在しない宇宙空間では、空気の対流は使えず、
そのまま熱を放置していると故障の原因になります。
修理の効かない宇宙機開発において、熱系エンジニアは非常に重宝されるのです。
興味のある方は、少し深く勉強しておきましょう。
12.宇宙機の熱設計
- 宇宙機の熱設計について専門的に勉強したい!
この本では、宇宙の熱環境や伝熱過程などの基礎的事項から、
熱真空試験、熱制御材料の評価、実際の設計例まで、
最新情報を含め、宇宙機の熱設計の全てがまとめられています。
少しお高いですが、宇宙に特化した熱設計の本は他にないようなので
宇宙開発において、熱設計で勝負したい!という方は必携でしょう。
13.伝熱工学 (JSMEテキストシリーズ)
- 宇宙で使う熱工学を勉強したい!
こちらの本は宇宙機の専門書ではありませんが、
「伝熱工学」について、体系的にまとめられたテキストとなっています。
熱工学はエネルギーの変化過程を論ずる学問としての熱力学と
熱エネルギーの移動について議論する伝熱工学に大別され、
伝熱工学においては、熱伝導、対流伝熱、放射伝熱について論ぜられます。
この内、宇宙などの真空空間では対流伝熱は使えませんので
宇宙機設計においては熱伝導、放射伝熱についての深い理解が必須になるわけです。
宇宙開発においては、熱設計屋になりたい方も、そうでない方も、
避けては通れない分野なので、一冊手元に置いておくと良いでしょう。
宇宙建築
引用:NASA
人間の活動圏が宇宙に広がると言う事は
そこで滞在するための拠点が必要となってくると言う事です。
かといって、軌道上の宇宙ステーションでずっと暮らすわけにはいきませんから
地に足がついた安全性の高い宇宙建築が必要となってきます。
ここでは、未来の宇宙建造物にフォーカスした本をまとめてみました。
14.宇宙建築I: 宇宙観光、木星の月
- 宇宙の建築はどんなものになるのか知りたい!
- 宇宙で家を建ててみたい!
こちらの本は「宇宙建築賞」と言う、
宇宙飛行士の山崎直子さん、小惑星探査機はやぶさリーダー川口淳一郎教授などの協力のもと
毎年行われているコンペテイションにおいて
「宇宙観光」「木星の月」を課題とした第1回・第2回の入賞作品を掲載しており、
更に、宇宙建築に関わる研究者等の対談も収録されています。
宇宙建築に携わりたいと考えている人は是非、目を通しておきたい一冊です。
15.宇宙建築II: Uzumarch,火星居住施設
- 宇宙の建築はどんなものになるのか知りたい!
- 宇宙で家を建ててみたい!
こちらは先ほど紹介した「宇宙建築Ⅰ」に引き続き、
宇宙建築賞の第3回「月面基地」、第4回「火星基地」の入賞作品をが掲載されています。
月面基地、火星基地は今一番ホットな宇宙建築なので
こちらも「宇宙建築Ⅰ」と合わせて目を通しておきましょう。
16.宇宙エレベーター その実現性を探る
- 宇宙の建築はどんなものになるのか知りたい!
- 宇宙エレベータについて知りたい!
宇宙エレベータとは、地上のエレベーターと同じように、
ケーブルを使って宇宙を〝昇り降り〟することができる建造物の事で
最近では、日本の建築会社である大林組で
実現に向けたプロジェクトを進めている事で話題になっています。
この本では現在行われている実験や、総工費、建造前後の問題などについて事細かに書かれています。
Kindleだと500円程度で購入できるので
興味が沸いた人は試しに読んでみるのはどうでしょうか?

ロケット
宇宙といえばロケット!
と言われる程、宇宙開発の代名詞にもなっている宇宙ロケット。
最近では、宇宙利用の需要の高まりから、
SpaceXが実現させた「再使用型ロケット」のような
ロケットのコスト削減技術が求められています。
ここでは、将来ロケットエンジニアになりたい!という方のための入門書をまとめました。
17.トコトン優しい宇宙ロケットの本
- ロケットの仕組みを簡単に知りたい!
こちらの本では、ロケットの歴史からエンジンの構造、ロケットの物理など
ロケットにおける基礎知識を簡単に解説しています。
難しい方程式などはほとんどないので
ロケット開発の入門書としては最適の本と言えるでしょう。
18.宇宙ロケット工学入門
- ロケットの仕組みを簡単に知りたい!
こちらの本は前述の「トコトン優しい宇宙ロケットの本」よりは
若干専門的な内容となっており
宇宙ロケットについてより詳しく理解する事ができます。
もう少し深くロケットについて勉強したい!という方にオススメの本です。
19.宇宙へ行きたくて液体燃料ロケットをDIYしてみた 実録なつのロケット団
- ロケットを作りたい!
- ロケット開発の現場はどんな雰囲気?
こちらは宇宙工学の専門書ではないですが、
現在、日本の宇宙ベンチャーとして有名な「インターステラテクノロジス」の原点である
「なつのロケット団」という団体が
汎用部品を使って安価なロケットを開発し、衛星の軌道投入、
そして有人宇宙飛行を目指した、
ロケット開発ドキュメンタリーとなっています。
今現在も日本の宇宙業界を引っ張っているロケット集団は如何にしてできたのか?
ロケットの理論ではなく、作る現場を感じたい!という人は是非読んでみてください。
軌道設計
宇宙機はただ無闇にロケットで運べば良いというものではありません。
ミッションを達成するために、狙った軌道に投入させなければなりません。
例えば、「はやぶさ2」では、地球から小惑星を往復するための
非常に複雑な軌道設計が必要となっていました。
ここでは、ミッションを成功させるために必須の軌道設計を学びたい方に
オススメの本をまとめました。
20.惑星探査機の軌道計算入門 宇宙飛翔力学への誘い
- 軌道設計について簡単に勉強したい!
こちらの本では、
人工衛星や惑星探査機における軌道計算と軌道決定の仕組みを
高校の数学・物理の知識をもとに分かりやすく解説されています。
軌道設計について初めて勉強するという方にオススメの書籍となっています。
21.ミッション解析と軌道設計の基礎
- 軌道設計について詳しく勉強したい!
こちらは前述の書籍と比べてより深く切り込んだ内容となっており
多体問題や、軌道設計で必要となってくる定理の解説・応用まで
軌道設計をする上で必要な知識が全て詰まったテキストとなっています。
宇宙開発に軌道設計で貢献したい!という方は必携です。
有人飛行・宇宙飛行士
機械ではできないような、宇宙での複雑な作業を行う宇宙飛行士。
日本でも、2021年の秋に宇宙飛行士選抜試験が13年ぶりに行われる事になり
新しい宇宙飛行士がどんな人になるのかと、注目が集まっています。
近い将来、宇宙飛行士が「憧れのスーパーヒーロー」ではなく「数ある職業の一つ」となるのかもしれません。
そんな時代に乗り遅れないために読むべき本をまとめました。
22.宇宙飛行士選抜試験
- 宇宙飛行士になりたい!
- 宇宙飛行士選抜試験を受けたい!
2008~9年に行われた第5期 JAXA宇宙飛行士選抜試験で
ファイナリスト10人に選ばれた「内山崇さん」が書かれた本書。
こちらは宇宙飛行士選抜試験の対策本ではありませんが
宇宙への夢をかけた本気の挑戦を、
内山さんの肩越しに覗き見ているかのような臨場感で追体験することができ、
「宇宙兄弟」にも負けない、「宇宙飛行士選抜試験のリアル」を知る事ができます。
宇宙飛行士を目指している!という人は絶対に読んでおきたい一冊です。
23.続ける力 人の価値は、努力の量によって決まる
- 宇宙飛行士になりたい!
- 宇宙飛行士に必要な素質を知りたい!
こちらは2014年、国際宇宙ステーション(ISS)の第39次長期滞在ミッションで、
日本人初のコマンダーに就任した事もある、
日本人宇宙飛行士「若田光一さん」が書かれた本で
自身の生い立ちからISSでの活動を通して学んだ事を率直に語ってくれています。
宇宙飛行士に必要な素質、マインドを学ぶ事ができる一冊となっています。
宇宙法
比較的に新しい業界である宇宙業界では、その法整備はまだ未完成であり、
不透明で、グレーな部分が多いのが特徴的です。
加えて、宇宙界隈には理系畑の人が多いことから
そういった人の法的なアドバイスをするための
宇宙法を専門とする弁護士等の需要が急増すると考えられます。
もちろん、現在宇宙業界にいる方も知っておかなければならない事は山ほどあるようなので
そういった難しい宇宙の法律をわかりやすく解説した本をまとめてみました。
24.これだけは知っておきたい! 弁護士による宇宙ビジネスガイド New Spaceの潮流と変わりゆく法
- 宇宙の法律について詳しくなりたい!
- 宇宙ビジネスを安全に展開したい!
こちらの本では、人工衛星・ロケットの打上げ、有人ステーション・有人宇宙旅行など
宇宙ビジネスの各分野に関連する「宇宙法」を
テーマごとにわかりやすく解説されています。
弁護士さんがまとめてくれた本なので、非常に信頼度が高いです。
一冊手元に置いておけば、宇宙法については安心でしょう。
25.宇宙ビジネスのための宇宙法入門
- 宇宙の法律について詳しくなりたい!
- 宇宙ビジネスを安全に展開したい!
こちらの本は前述の各テーマで説明したものとは違い、
宇宙法の基本的なルールを序盤で解説した上で
国家間の宇宙活動の法的ルールから、国内の宇宙法とその課題について書かれています。
また、最新の宇宙ビジネスの動向についても踏まえて解説されているので
宇宙法を特定の分野に関わらず、
ざっと勉強したいのであれば、こちらの本が良いでしょう。
宇宙開発史
宇宙開発史を学ぶ事で、どういった技術が使われ
どういった国のパワーバランスがあるのかを把握することができ
今後の宇宙ビジネスに役立たせることができます。
26.宇宙プロジェクトがまるごとわかる本
- 宇宙開発の歴史が知りたい!
この本では、宇宙開発60年における重要なミッションを詳しく解説しており
大気圏や軌道、宇宙にいくための初速度など宇宙開発の基本も紹介紹介されています。
また、これまでに打ち上げられた惑星探査機、
スペースシャトルの全ミッション、日本の探査機、
現役の商用ロケット全カタログなども掲載されており
宇宙開発史については、この一冊があれば十分でしょう。
はやぶさ2
2020年12月に地球へのサンプルリターンを成功させた「はやぶさ2」。
現在は地球と火星の間を回る小惑星「1998KY26」に向かっており
2031年7月に到着する予定です。
宇宙界隈の話題に乗り遅れる前に、今のうちに「はやぶさ2」とは?
について軽く知っておきましょう。
27.はやぶさ2 最強ミッションの真実
- はやぶさ2について知りたい!
この本は、はやぶさ2プロジェクトチームのプロジェクトマネージャーである
「津田 雄一さん」が書いたもので、
困難を極めた開発から超絶的な訓練と運用までを、
臨場感とスリルを感じながら追体験する事ができます。
宇宙開発ファンであれば、読んでおきたい一冊です。
その他
ここでは、宇宙ビジネス・宇宙工学として分類はできませんが
ブログ管理者である私、カズシの憧れである、
NASA JPL(Jet Propulsion Laboratory)で働く「小野雅裕さん」のが執筆された本を紹介したいと思います。
28.宇宙に命はあるのか 人類が旅した 一千億分の八
- 宇宙人っているの?
- 宇宙開発ってこれからどうなるの?
「宇宙に命はあるのか」では、
一千億個ある惑星の内、八個の惑星を調べただけの人類
その人類が追い求める謎、「宇宙に命はあるのか」という謎について
ここまで人類が分かってきた事、してきた事、
これからの宇宙探査がどうなっていくのか?
について、中学生でも理解できる程、わかりやすく説明されています。
予備知識ゼロで読めるので、宇宙についてゆっくり思考を巡らせたい…
と言う方は是非、読んでみてください。(Kindle版の価格がかなり良心的です。)
29.宇宙を目指して海を渡る MITで得た学び、NASA転職を決めた理由
- 宇宙工学を勉強したい!
- アメリカで宇宙工学を勉強したい!
この本では、小野さんが東大からMITへPh.D.学位留学をした経緯、
MITでの生活、JPLへの就職、グリーンカード取得などについて
小野さん独自の視点を混えながら語るという構成になっていて
その考え方、行動理念はビジネス書として学ぶところが数多くあります。
僕も小野さんのこの本を読んで刺激を受け、「宇宙を目指して海を渡る」決意をしました。
宇宙業界を目指していて、少しでも留学に興味がある学生であれば、絶対に読んで欲しい一冊です。

30.宇宙の話をしよう
- 子供に宇宙を教えたい!
- 宇宙に対して興味をもってほしい!
本書では、小野さんと、小野さんの娘さんであるみーちゃんとの対話を通して、
宇宙探査の歴史が語られる構成となっており
文章も非常に分かりやすく、イラストも非常に可愛らしく、子供受けは抜群です。
また、本の途中では、奴隷貿易や、弾道ミサイル、原子爆弾などの
子供に教え辛いようなディープな話題にも切り込んでいます。
自分の子供に、宇宙に対して興味を持って欲しい!と考えている親御さんは、
今すぐお買い求めください。
まとめ
今回は宇宙ビジネス・宇宙工学を学ぶ上でオススメの本を30冊紹介しました!
この記事の中から自分に一番合う本を探してみてください!
また、別記事では宇宙工学を学ぶための大学についても紹介しています。
↓宇宙工学を学ぶという点で日本とアメリカの大学を比較・分析した記事
↓宇宙工学を学ぶ事ができる日本の大学を5校紹介した記事
↓宇宙工学を学ぶ事ができるアメリカの大学を15校紹介した記事
また、宇宙工学を学びたい学部生の方向けに交換留学についての記事も紹介しています!
交換留学ってなに?という方向けの記事↓
どうやって申し込むの?という方向けの記事↓
それではまた別の記事でお会いしましょう!