
自宅受験と会場受験どっちが良いんだろう…
継続するそうです!
今回はどちらが良いか、両方の試験を実際に受けた僕が解説します!

- TOEFLを受験したい!
- 自宅受験と会場受験てどう違うの?
- ハイスコアを狙うならどっちがいいの?
目次
TOEFL ibt自宅受験は2021年も継続
新型コロナウイルス感染防止の対応策として今年4月から実施されてきた自宅受験は2021年以降も継続して行われます。
ちなみに名称が「TOEFL iBT® Special Home Edition」から「TOEFL iBT® Home Edition」に更新されるそうです。
ソースはこちらのサイトです。
詳細が気になる方はご自分で確認してみてください。
自宅受験と会場受験の比較
結論から言うと、ハイスコアを狙うなら自宅受験の方が良いです。
ただ、もちろん自宅受験に伴うデメリットもありますので、以下で詳しく説明していきます。
下にTOEFL ibt自宅受験と会場受験の比較表を載せておきました。
自宅受験 | 会場受験 | |
場所 | 家(カフェなどはNG) | 近くの会場 |
受験日、始まる時間 | 週4日24時間いつでも | 土日の朝10時 |
環境 | 静か、温度調節可 | 他人がいる |
必要なもの | 対応したパソコン、周辺機器、ホワイトボードetc… | パスポートのみ |
手続き | 公式サイトから | 公式サイトから |
以下で一つずつ解説していきます。
①場所
自宅受験の場合
当然ですが、自宅のパソコンで試験を受けるので、移動する必要はありません。
しかし、本や使用するパソコン以外のデバイスなど、カンニングに繋がりそうな物が部屋にあると受験できないので
できるだけ疑われない様に部屋を整理する必要があります。
僕は部屋が散らかりまくっていたので受験当日に大掃除していました笑
また、当然ですが、周りに人がいたり、部屋に入ってきたりすると受験できませんので
家族が家にいる人は、部屋に入ってこないよう、受験前に念入りに伝えておきましょう。
会場受験の場合
基本的に家の近くの会場で受験することができます。
しかし、地方に住んでいたりすると、近くにそもそも受験会場が無い、なんて事も普通にあります。
加えて、受験会場の枠の予約は早い者勝ちなので、アクセスの良い会場はすぐ埋まってしまいます。
僕も行きたい会場があっという間に埋まってしまい、わざわざ隣の県まで受けに行った事があります。
どうしても会場受験がしたい人は少なくとも一ヶ月前には受験会場をおさえておくと良いでしょう。
②日程・時間
自宅受験の場合
指定された時間であれば週4~5日、24時間受験できます。
自分の都合の良い時間帯に受験できるのでかなり良いです。
僕の場合、学校の授業が終わったタイミングで受験しました。
すでに目が覚めている状態だったので、集中して問題を回答できました。
しかし、自宅受験の場合は土日での受験がほぼありませんので、注意が必要です。
忙しい方には夜に受験するのをオススメします。
会場受験の場合
会場は地域単位で探す事ができます。
試しに東京の会場を検索して見ましょう。
土曜か日曜にあるので、休日の方が都合の良い方はこちらの方が良いかもしれません。
しかし注意ですが、会場受験の場合、ほぼ必ず朝10時から試験開始です。
試験開始前に会場に来て手続きしなければならないので大体9時ごろには会場についている必要があります。

という方にはオススメできません笑
僕も遠くの試験会場の時は、朝8時に家を出て受けに行きました。
そこから9時前に会場近くのコンビニでお昼ごはんを用意して、9時から会場手続きして、10時から10分休憩を挟みながらも4時間テストを受け続ける…
正直、修行に来たような気持ちでしたね笑
③環境
自宅受験の場合
一人で静かに受験する事ができるので、集中できます。
これが自宅受験の1番のメリットです。
また、自分の部屋なので、部屋の明るさや気温の調節なども自分で調節することもできます。
自分の一番快適だと思う環境にして受験できるのは本当に良いですね。
ただ、部屋のwifi環境が弱かったりすると受験中にトラブルが起きる可能性があるので、その点は注意が必要です。
僕も受験中に家のwifiが突然切れるというアクシデントに見舞われた事があります。
監督官が優しく対応してくれて、なんとか試験を続ける事ができましたが、さすがに肝を冷やしました笑
不安な方は、事前に家のwifi環境を確認しておくと良いでしょう。
会場受験の場合
周りには、一緒に受験しに来た人が大勢いらっしゃいます。
大抵、各パソコンに仕切りがあって、そこで受験するのですが
周りの人との距離は会場に依ります。
小さい会場では隣の人との距離がかなり近いです。
自分がリスニングしてる最中にスピーキングをされるとまさに地獄です…
どんな問題が出るのか事前に聞き取る事も可能ですが
そんな余裕のない自分にはかなりのストレスでした…
人がいる環境に慣れている人は良いでしょうが、そうでない人は絶対に自宅受験した方がいいです。
④必要なもの
自宅受験の場合
対応したパソコン、マイク、カメラ、wifi環境、メモ用のホワイトボードとペン、証明書が必要になります。
自宅受験の一番のデメリットはこれでしょう。
こうした機器が正常に動くかを、事前にチェックする必要があります。
詳しい準備物についてはこちらの記事を参考にしてください。
会場受験の場合
持ち物はパスポートのみでOKです。
しかし、学生の場合ですとパスポートをお持ちでない方もいらっしゃるでしょう。
そんな時も、次の書類の組み合わせで身分証明することができます。
①学校で発行してもらうConfirmation of Identity Letter +次のいずれか一つ
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード
- 在留カード
- 特別永住者証明書
②学生証+次のいずれか一つ
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード
これらを忘れずに持っていくようにしましょう。
身分を証明できる物がないと、受験できません。
また、筆記用具やメモ用の紙などは会場側が用意してくれるので、持っていく必要はありません。
ちなみに、耳栓は持ち込む事ができるので
持ち込みたい人は会場での手続きの時に申告しましょう。
⑤手続き
どちらの場合でも基本的にTOEFLの公式ページから申込をします。
TOEFLの公式アカウントをお持ちでない方はまずそれを作るところから始めます。
まずは公式ページを開きます。
するとこのような画面が出てくるので右下の「Create an Account」をクリック
情報を入力する画面がでてくるので、そこで名前や住所、カード情報などを入力して行きます。
アカウントが認証されればMy TOEFL Homeにアクセスすることができます。
サインインできたらここを押して…
日程と、会場受験か自宅受験かを選択します。
自宅受験の場合
自宅受験の詳しい申込方法や受験方法については
こちらの記事を参考にしてください。
会場受験の場合
Test centerを選択します。
すると先ほど紹介した日程表が出てくるので
カレンダー中で緑色になっている日をクリック。
会場の詳細が出てくるので、下に示すような手順で「Register」をクリック
(満席だとRegisterボタンが出てきません。)
自宅受験と同じように「I acknowledge and understand…」のチェックボックスにチェックを付けて「NEXT」ボタンを押して
後は個人情報と購入手続きをします。
これで登録完了です!
会場受験の場合はProctorUアカウントを作成する必要はありません。
スコアに関する注意
自宅受験のスコアに関する注意事項です。
自宅受験スコア表にはTOEFL ibt Home Editionのスコアであると明記されます。
少数ではあると思いますが、TOEFL Home Editionのスコアを
語学要件として認めない大学があります。
申請する際に必要なスコアがHome Editionも有効であるか確認しておきましょう。
まとめ
今回はTOEFL ibtの自宅受験と会場受験の比較と、申込方法についてお伝えしました。
これからTOEFLを受けようと考えている人には自宅受験がおすすめです!
また、別の記事で高得点を出すための方法も紹介していますので
こちらも是非チェックしてみてください。
↓
それではまた別の記事で!