目次
東大航空院試の面接
前回、前々回に引き続き、三日目の合格体験記です。
↓数学編
↓専門科目編
他の方の合格体験記でも書かれているように、東大航空院試の面接はほぼ形だけのものなので、
あまり気張らなくて大丈夫です。
ただ、やはり最低限のマナーとして、話し方や、服装などには気をつけましょう。
面接前
面接の会場についてですが、試験二日目に集合場所と時間が張り紙で通知されます。
間違っても別の会場に行って遅刻することがないようにしましょう。
受験番号によって午前・午後と集合時間が分けられていましたが、僕は午前組でした(ラッキー!)
会場に着くと、何人かの学生が集まって座っており、何人かはスーツ(恐らく外部生)何人かは私服と、服装はバラバラでした。(僕は念の為スーツを着ていきました。)
集合時間になると点呼を取られましたが、前日の試験で絶望して辞退してしまったのか、単なる寝坊なのかは分かりませんが、欠席の人もいました。
当然ですが、筆記試験を受けていても、面接を受けないと問答無用で0点になってしまいます。
絶対に遅刻しないようにしましょう。(本当に当然ですが笑)
午前組の中でも受験番号偶数・奇数で分けられ、面接は同時並行で二人ずつ進められていました。
そして、一人ずつ呼ばれて面接室へ、隣ではもう一人の学生が面接を行っていました。
笑いが起きてる様子を見て少し安心しました笑
自分の面接担当には先生が三人、全員優しそうな方でした。
面接内容
僕が面接で聞かれたのは以下の4つです
①卒研ではどういった事をやっているの?
これは院試では定番の質問でしょう。
自分が現在やっている研究の内容、研究背景を端的に伝えました。
②なんで航空宇宙へ?
自分が学部で機械工学を専攻しているためにこの質問を受けました。
「元から宇宙に興味があって、宇宙の研究を学部でやろうと思ったら、じゃんけんに負けて別のテーマになってしまいました。
大学院ではどうしても宇宙の研究がしたいと思ったのでここを志望しました!」
と正直に答えたら「そっかー笑」と御三方とも笑ってくれました笑
じゃんけんに負けて不遇な目に遭ってしまうのは
学部研究あるあるなのかも知れませんね笑
③院で何やりたい?
システム系がやりたかったので、書類にはそれ系の研究について書いたのですが、
流体系にも興味があったので、それについても触れました。
前日に論文を読んだりもしましたが、そこまで深く言及されることもなかったです。
東大航空は合格してから、合格者に希望調査を提出させ、その後院試の成績順で所属研究室が決まるので、
どこに所属したいかは、審査の時点ではあまり関係ないのかも知れませんね。
④今年のテストどうだった?
この質問、もしかすると数学の傾向が変わったり、専門で設計工学に近い問題を出したりと、
例年と趣向を変えてきた事が関係するのかな?
教授陣も学生の反応が知りたかったのかも知れませんね。
これには
「全体的に難しく感じました!特に午後の固体力学の問題は見た瞬間飛ばしてしまいました!」
と正直に答えたら、こちらも笑ってくださいました笑
こういう面接では、取り繕わず、正直に、明るく答えるのが正解だと思います。
これで全試験終了!建物を出た瞬間に、着けていたネクタイを外し、全てから開放された気分を味わいました!
「ネクタイを締める理由なんてのは一個しかねえ
仕事が無事に終わった後に ”緩める” ためだ。」
と、某宇宙漫画の名言を思い出しながら帰路に着きました。
まとめ
以上が東大航空院試の面接です。
参考になりましたでしょうか?
もし受験を検討されているるのであれば、オススメの参考書を紹介している記事があるので、そちらをご覧ください!
↓数学の参考書
↓専門科目の参考書
それではまた別の記事で!